黒川正三先生は、第6回定期演奏会のチェリストとして出演していただきました。その後、M響のトレーナーとしてご尽力いただいています。弦分奏でご指導いただいているほか、昨年11月に行われた合宿でも、2日間に渡って教えていただきました。演奏技術はもちろんですが、息づかいや曲の情景などについても、自らの経験や例えを用いて分かりやすく伝えてくださいます。
以下、先生のプロフィールです。
プロフィール
黒川 正三
東京藝術大学器楽科卒業、安宅賞受賞。同大学院修士課程修了。大学院在学中に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。1980年にピアニスト黒川文子と第1回デュオリサイタルを開催。同年デュオでウィーンへ留学。帰国後、東京フィルに副首席として復帰、1991年に首席となり、2015年の任期満了による退団まで勤めた。また母校にて後進の指導にあたる一方、イソ弦楽四重奏団員として12年間に渡り活動。1995年にフィルハーモニーカンマーアンサンブルを結成、主宰して東京オペラシティでの定期公演のほか、現在も定期的に活発な演奏活動を行っている。2011年より雑誌「サラサーテ」に「チェリストのための基礎講座」を連載中。
黒川先生について、より詳しく知りたい方は、先生のホームページをご覧ください。