わくわく「音楽の森」楽器体験会の開催いよいよ迫る!!

2015年5月24日(日曜日)に開催される「音楽の森」楽器体験会オープニングを飾るバロックアンサンブルは、バロックバイオリン奏者 丹沢広樹氏を中心にバロックリュート金子浩氏とチェンバロ杉本周介氏3人による古楽アンサンブルをお楽しみいただきます。是非、この機会にパロックの風を感じてください。

丹沢広樹[バロックヴァイオリン]

2000年より国内外の様々なシーンで演奏、研鑚を積む。2008年、洋琴庭レーベルより「Cembalism」をリリース、2009年3月にはNHK‐FMに生出演。次いで「ソナール・カンタンド」での公演が月刊「音楽の友」誌にて『国内の年間コンサートベスト10』に選ばれ、2010年、2012年には北イタリアのブレーシャ国際音楽祭に招聘され、加えてストラディヴァリが婚約したクレモナ市の聖アガサ教会にて、All Bachのプログラムを披露。2012年よりオリジナル編成のピアソラ5重奏団「Allozzaip」を主催、国内所要都市でのLiveを展開中。2013年より鍵盤奏者の杉本周介と八ヶ岳にて古楽プロジェクトを始動。2014年「ソナール・カンタンド」初アルバム『ケルティック・バロック』をリリース。翌1月に月刊レコード芸術にて「特」の評価で紹介される。

現在、古楽アンサンブル「ソナール・カンタンド」、「コントラポント」、チェンバロ、パーカッションとの無国籍ユニット「チェンバリズム」のヴァイオリン及びヴィオラ奏者を務める。

金子浩[バロックリュート/バロックギター]

桐朋学園大学古楽器科卒業。オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学し、リュートを佐藤豊彦氏に師事。同音楽院リュート科教師ディプロマ及びソリストディプロマを取得。93年ブルージュ国際古楽コンクールに入選。オランダを中心にソロ・コンサート、またコンバティメント・コンソート・アムステルダムの通奏低音奏者として演奏会、レコーディングに参加する。帰国後、NHK.FMリサイタル、名曲リサイタルに出演。バッハ・コレギウム・ジャパンによる演奏会やレコーディングに参加。また、コンバティメント・コンソートやゲヴァントハウス管弦楽団の日本公演ツアーに参加。キングレコードよりCD「ハートランド」をリリース。

その他、アンサンブルでの録音も多い。独奏、アンサンブル、通奏低音奏者として活動している。洗足学園音楽大学及び上野学園大学非常勤講師。

杉本周介[チェンバロ]

高校卒業後米国東ワシントン大学に留学、ピアノをディヴィッド・ロストコスキ博士、作曲をディヴィッド・ジョーンズ博士に師事。1992年渡欧しスイスのバーゼルにてチェンバロをヨルク-アンドレアス・ベッティヒェル氏、オルガンをマッシミリアーノ・ラシェッティ氏に、またオランダのデンボス市にてバロック音楽理論をローランド・ディンゲン氏に学ぶ。スポケーン・バッハ・フェスティバルにおいてイルトン・ユニスキの公開講習に選抜。国内ではチェンバロを故芝崎久美子氏、風間千寿子氏に学ぶ。2013年には初期鍵盤楽器製作家小渕晶男氏(富士見在住)とのコラボレーションで、レオンルド・ダ・ヴィンチの発明に含まれる幻の楽器、ヴィオラ・オルガニスタのデモンストレーションを行う。

現在、八ヶ岳の麓に在住し、国内各地で独奏及び通奏低音奏者としての活動の他、種々の鍵盤楽器の指導も行っている。

演奏曲目

  • フローベルガー/ローマ王フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌
  • ピッチニーニ/トッカータとチャッコーナ
  • ビーバー./ヴァイオリン・ソナタ集より